2002年に発足した当『カトレアガラスクラフト研究会』ですが、
発足2年目の2004年~2006年までの間、中谷前会長が編集して下さっていた『Fusion』という会報誌がありました。
会員の方のアトリエ訪問や、ムラーノ島のアバーテザネッティ研修(当時は約1週間ずっとガラス学校でした)、展示会の様子、気になる作品の制作の手順など事細かに紹介されており、振り返って読み直すと非常に興味深い内容です。
会員数は、なんと発足2年で119名になっていたとの事でビックリ!(2004.10)
時代的にも、ものすごい勢いで新しい工芸に興味を持って取り組んでおられたのだな~と感じます。
2022年には20周年を迎えます。
現在は会員数も450名を超えました。
18年前に比べ、いろいろなことが変わりましたが、ガラスフュージングの技法やミルフィオリなどへの情熱は変わらず、裾野がどんどん広がっていると感じます。
七宝や銀粘土、ステンドグラスとも組み合わせが可能な技法ですので、+αの魅力がどんどん見つかれば良いなと思います^^
Fusionの1号
掲載の写真はベネチアの地方紙!2004年の研修際に取材を受け、新聞の一面に掲載されたのです~!
アバーテ・ザネッティ校(ムラーノ島のガラス学校)が初めて日本人団体研修を受け入れたとの事で、地元紙の記者が取材に訪れました。
皆、修了書を手にしています。(このザネッティの講習は2004年、2005年、2007年と続きます)

2004.1.29のベネチアの新聞
※Fusion最背面のインストラクター紹介は個人情報があるので非掲載としました